• 283 月

    史料上の国家の語-日本古代からの続きです。

    鎌倉時代の国家の語は、古代に引き続き天皇を中心とした朝廷を指し、

    日蓮の説く「国家」のありようにしても、常に天皇・朝廷の存在を念頭において観念され、その周辺に凝縮していく傾向をもっている。〔新田一郎『中世に国家はあったか』2004年p4〕

    日蓮は「守護国家論」を著作しています。

    戦国時代には、天皇・朝廷の意味から離れ、「戦国大名の領国」(日本国語大辞典)を意味し、その「支配者と支配機構(家臣団)」(国史大辞典)を指すようになります。朝倉孝景条々など。

    史料上の国家の語-日本近世に続きます。

    Posted by 典曹人 @ 11:17 PM

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